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2015年09月01日急に虫歯が痛くなった時の対処法

急に虫歯が痛くなった時の対処法

歯が痛む原因は?

歯の痛みは我慢できないほど強くなることもあり、夜中や、仕事中など、すぐに歯医者に行けない場合にも起こります。歯が痛む原因をケースごとに見ていきましょう。

(1)冷たいものがしみるケース
知覚過敏の可能性があります。根の表面の象牙質が露出すると、冷たいものに対して敏感に反応する症状がみられます。

(2)冷たいもののほか、甘いものがしみるケース
虫歯が進行している可能性がありますが、神経を残せる可能性が高いです。象牙質には神経とつながる管が走っているため、虫歯が表面のエナメル質から象牙質に入ってくると、冷たいものや甘いものの刺激で痛みを感じたりします。

(3)熱いものがしみるケース
虫歯が神経の近くまで進行しているため、神経を残せない可能性が高いです。虫歯が象牙質の深いところまで進行すると温かいものがしみるようになる症状が起こります。

(4)歯に激痛があるケース
虫歯が神経まで達し、歯の中で神経が腫れて膨れ上がると歯に激痛が起こります。麻酔が効きにくく、治療に痛みが伴う場合があります。

(5)夜寝ている時に痛いケース
虫歯が神経の一部を腐らせてしまうと体が温まった時に痛みを感じます。

(6)噛んだ時に痛みを感じるケース
虫歯、歯周病、歯ぎしり、歯が割れているなどの原因が考えられ、抜歯しなければならないケースもあります。

(7)歯が原因で歯茎が痛いケース
虫歯、歯周病、親知らずによる痛みが考えられます。食べカスによる痛みは、デンタルフロスや歯間ブラシを使用し汚れを落とすことで軽減できます。

歯や歯茎が原因でない場合もあるので、早めの治療を心がけましょう。

歯が痛む時の応急処置

歯が痛む時は、早めに原因を解明し適切な治療を行うことが一番です。ただ、場合によってはすぐに歯科を受診できない場合もあるでしょう。そんな時の応急処置として次のような対処法があります。

(1)市販の痛み止めを飲む
市販の痛み止めを飲んで一時的に痛みを抑えます。例えば、第一三共ヘルスケアの「ロキソニンS」は歯科で出される痛み止めの成分に近いものです。

(2)痛い歯を冷やす
冷却ジェルシート等で頬の外側から冷やす方法と、冷水や氷などを口に含み歯を直接冷やす方法があります。

(3)歯や歯間の汚れを落とす
食べカスや細菌が歯や歯の神経を圧迫して痛みを引き起こす場合もあるため、患部を刺激しないよう爪楊枝や歯間ブラシ等で取り除きます。イソジンなど殺菌効果のあるうがい薬でうがいをするのも効果的です。

(5)夜間・休日救急センターを利用する
夜間や休日の場合は、地域の夜間・休日救急センターを受診するようにしましょう。

虫歯はないのに歯が痛む原因は?

虫歯はなくても、歯が痛む場合があります。ストレスによるもの、副鼻腔炎や帯状疱疹などの他、脳腫瘍、狭心症、心筋梗塞などが考えるため、脳神経外科や循環器科との連携が必要となります。また、うつ病などの心因性疾患により歯が痛む場合は、歯科的には何の兆候もなく起こることが多く、精神科との連携が必要となります。

歯の原因がわからない時は?

歯や歯の周辺の痛みが生じる病気は多くあります。痛みの原因がよくわからない時は,口・顔・頭の痛み外来など、歯科以外の窓口を設けている医療機関に相談して早めの受診をおすすめします。

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