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>>子どもの虫歯予防シーラントについて解説します

2015年07月22日子どもの虫歯予防シーラントについて解説します

本当によい歯医者さんを選ぶためのポイント10個

シーラントって何?

シーラントは歯の溝をコーティングする予防効果が高いケアのことです。子供の永久歯はできれば虫歯にしたくないもの。特に生えたばかりの永久歯は注意していても虫歯になりやすいので、お口のケアが欠かせません。永久歯を虫歯から守ってくれる「シーラント」についてご説明します。

シーラントをした方がいい歯とは

シーラントは、複雑な形だったり、溝が深い奥歯の溝に行う処置です。前歯の裏のくぼみが深い場合にも行うことがありますが、実際どのような歯に行うのがいいのでしょうか。

【生えたての奥歯の永久歯】
6歳頃になると生えてくる前から6番目の歯はとくに重要です。6歳臼歯と呼ばれ、生えてくる途中や生えたばかりの頃は、柔らかく形も複雑で虫歯になりやすいため、早めの処置がおすすめです。

【生えたての永久歯の前歯】
7、8歳になると生え変わる上の前歯の裏には深い溝があり、歯ブラシがしにくく、汚れが溜まりやすい場所のため、シーラントによる効果的な虫歯予防が期待できます。

【奥歯の乳歯】
乳歯の特徴でもありますが、形がぼこぼことしていて歯の溝が複雑です。歯ブラシでは、なかなか汚れを落としきることが出来ません。乳歯のうちから虫歯を作らないようにするためにも効果的です。

【シーラントを行う年齢は】
歯の生え変わりは個人差があるので、目安として
・4歳~5歳・・・乳歯
・6歳・・・6歳臼歯
・7歳~8歳・・・前歯の裏の窪んでいる部分
・9歳~12歳・・・その後生えてくる永久歯
への処置がおすすめです。シーラントは予防法のひとつなので、歯科医と相談した上で処置を行いましょう。

シーラントの効果と費用について

実際に歯医者さんではどのようにしてシーラントの処置を行っているのでしょう。その効果はどのくらいあり、またどのくらい続くのでしょうか。

【シーラントの術式と手順について】
1)機械でシーラントする部分を掃除
2)シーラントを行う歯の周りの水分を取る
3)シーラントを塗る準備をする
4)シーラントを塗る
5)光で固める
6)確認
の順番で進めるのが一般的です。

【シーラントの効果について】
シーラントは物をあまり強く噛んだり歯ぎしりを行うと取れてしまうことがありますが、再度行うことができます。また、歯の溝からできる虫歯の予防はできますが、歯と歯の間や歯と歯茎の間などの虫歯の予防はできません。また、一度虫歯になってしまった歯にも処置できません。

【気になる料金や費用について】
シーラントの治療費は、保険が適用されるかどうかで大きく変わります。保険が適用される場合であれば、1本あたり400円程度で治療を受けられます。自費治療の場合は、1本あたり1,000円から2,000円程度です。乳歯への虫歯予防が目的のため、対象年齢は6歳から12歳。それ以外の場合は、残念ながら自費治療となります。

お子さんのお口の健康のためにも予防処置を

シーラントは、とくに生えたての永久歯に行っておきたい処置です。今後一生使う歯だからこそ、虫歯になる可能性を少しでも減らしてあげたいのが親心。最近のシーラントにはフッ素が配合されているので、歯の再石灰化を促すフッ素の効果を長く持続させる効果も期待できます。シーラントの研究結果では、処置した歯は66%虫歯を予防するという結果も出ています。気になる方は、一度歯科医院で相談してみるといいでしょう。

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